生理機能検査について

心電図検査について

心臓は、血液を拍出し、これを全身に循環させるというポンプ作用をもっています。この時、心臓の筋肉(心筋)が収縮したり弛緩したりしながら血液を循環させていますが、その際に心筋にはごくわずかな電流が発生しています。この電流を体表面でとらえて波形に描き出したものが心電図です。心電図検査には次のような検査があります。

安静時心電図検査

一般的な心電図検査で、不整脈や、狭心症・心筋梗塞といった虚血性心疾患や心臓の肥大などが分かります。

運動負荷試験(マスター法)

運動負荷をかけて、安静時と運動後での心電図波形の変化をみます。 安静時心電図ではわかりにくい狭心症の発見に有用です。

ホルター心電図検査

24時間、心電計をつけることで、不整脈の種類や頻度、狭心症などの虚血性心疾患の有無を確認することができます。 検査中は入浴・水泳はできませんが、それ以外は普段通りの生活ができます。

肺機能検査について

肺の換気能力を調べる検査です。

肺気量分画測定(VC)

最大限に息を吸ったり吐いたりできる量を測定し、肺の大きさについて調べる検査です。

努力性肺活量測定(FVC)

いっぱい吸い込んだ空気を一気に、どれだけ強く最後まで吐ききることができるかを測定します。

超音波検査について

超音波とは、人間の耳では聞くことができない2万ヘルツ以上の高い周波数の音のことです。
超音波があたった物の性質によって、はね返り方が異なることを利用して、画像として映し出す検査です。エコー検査とも言います。
観察する部位によって、次のようにわけられます。

腹部超音波検査

肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓を中心とした上腹部の臓器の形態を検査します。

観察しやすくするために、検査前に食事をしないようにお願いします。

 

心臓超音波検査

心臓の動きや心房・心室の大きさ、心筋の厚み、弁の異常など、心臓の状態を把握する検査です。

甲状腺超音波検査

甲状腺は、首にある小さな臓器ですが、ホルモンを産生・分泌する重要な臓器です。形態の異常がないかどうかを検査します。

頸動脈超音波検査

頸動脈は首にある動脈の1つです。動脈硬化の進み具合をみるための検査です。

関節超音波検査

関節にある滑膜を観察することで、滑膜炎を起こしていないかを検査します。 関節リウマチの初期段階や治療効果を判断するのに有用です。

 

血圧脈波検査について

両手・両足の血圧を同時に測定することによって、動脈硬化の状態を把握することができます。
 ABI値・・・・・ 足の動脈の血管の詰まり具合(動脈硬化の進み具合)を知ることができます。
 CAVI値・・・・ 血管の柔らかさを指数で表します。年齢別の柔らかさ指数と比較して評価します。

ポリソムノグラフィー簡易検査について

睡眠時無呼吸症候群の検査です。

簡易型の装置を腕に、気流を測定するセンサーを鼻に、酸素飽和度を測定するセンサーを指先につけて、睡眠中の呼吸状態を検査します。

患者様に装置を自宅に持ち帰っていただいて検査を行います。