研修管理委員長挨拶

甲南病院は、昭和9年に開設して以来、神戸市の東部の地域に密着して患者さん中心の医療を心掛けてきています。医師数50名の中規模の病院ですが、初期研修医を迎えるに当たり、何が当院の長所で、どこまでできるのか、また足りない所は何かを指導医が知恵を出し合い、当院での研修が実り多きものにしたいと考えております。

私共が良いなと思っている一つに内科の各分野の専門医の間や外科との垣根が低いので、治療方針を立てる上で相談や指導を受けやすいことが挙げられます。二つは看護部、薬剤部等のコメディカルスタッフが病院全体で研修医を育てようという気風があることです。三つは、将来希望する科の研修期間や他に研修したい科について対応出来やすいことです。四つは、当院は緑豊な山の手に位置し、神戸市街と大阪湾を一望でき、特に夜景は素晴らしく、患者さんやスタッフは大いに癒されていることと思います。課題として、救急部に専任スタッフはいないですが、二次救急を内科・外科・整形外科で月8日間担当し、多くの患者さんを診察できるようにしています。また、当院に無い診療科の産婦人科、小児科、精神科や地域医療については、研修に熱心な協力病院に登録して頂き、より良い指導をお願いしています。

私共は、研修医の皆さんから医療に対する新鮮な感性と若いエネルギーを感じながら、仕事ができることを楽しみにしております。

研修管理委員長 谷 聡(副院長・内科)