病院長挨拶

病院長からの挨拶

平成29年1月より甲南病院の院長を拝命した具 英成です。三枝康宏医療本部長(院長代行)ともども倍旧のご芳情を賜りますようお願い申しあげます。甲南病院は平生釟三郎氏が “営利本位に陥らず富める患者も貧しい患者も名医の治療や手術が受けられる病人本位の病院”として昭和9年に創設されました。平生氏が遺したこの崇高な志と長い歴史を心に刻み職員と力を合わせ、来る創設100年の発展に繋ぐ所存です。僭越ですが私のこれまでの知識と経験そしてこれからの人生を甲南病院の発展に捧げたいと思っています。

甲南病院は神戸大学との連携においても東の拠点として新しいページを拓きます。これを生かし私は何よりも当院の医療の質を最高の技術と暖かい心で洗練し、東灘の皆様そして地域を越えて神戸市、兵庫県全域の皆様の期待に応えたいと考えています。患者さんも家族も友人もどなたにも安全安心で最善の医療がここにあると納得してもらえる病院にします。また職員が自分や家族のために選び誇れる病院を目指したいと思います。

当院は築後80年が経過し老朽化が大きな問題でした。平成29年3月から長年の懸案であった新病院建設が始まります。これを契機に甲南病院と六甲アイランド甲南病院を統合・再編し新たな歴史の扉を開きます。骨子は3つです。

  1. 神戸大学の重要拠点病院として連携を一層強化し甲南病院、六甲アイランド甲南病院の診療、教育のレベルアップを実現します。
  2. 東灘の基幹病院として老いも若きも誰もが安心できる高品質医療に取り組みます。甲南病院は2017年から逐次、各診療科の人員を強化します。
  3. 甲南病院は480床の急性期病院に、六甲アイランド甲南病院は181床の回復期中心になる予定です。機能分化と統合を進め660床を一体化して地域の医療ニーズに応えます。工程はⅠ期が2019年6月、Ⅱ期は2022年1月に完工します。

私の赴任に合わせて神戸大学から選り抜きの外科チームが既に診療を開始しています。また2017年春には内科、泌尿器科、放射線科などを補強します。今後も患者様そして病院職員にとって理想の病院を目指し職員一同、全力を尽くしますのでよろしくお願い申し上げます。

甲南病院院長 具 英成