救急医療の崩壊が依然問題となっていますが、救急医療は、「皆様の最終的な拠り所」の
ため、内科・外科系、小児科は連日時間外救急に対応しています。神戸市の内科・外科・
整形外科二次救急輪番群、循環器専門救急輪番にも積極的に参加しており、昨年は約
1600件の救急搬送がありました。
また、超高画質、高性能のCTを導入することにより、狭心症などの虚血性心疾患の冠動脈
検査の負担が一層少なくなりました。財団法人日本医療評価機構からは、病院の提供する
あらゆるサービスの質の向上に対して、改善努力の成果が認められるとしてVer.6の認定を受け
ました。
平成23年度は、産婦人科医が1名増え、3人体制となり、他科との強力な連携のもと、安全
で安心な環境でのお産が更に充実いたしました。また、呼吸器内科専門医も1名増え、喘息
や慢性閉塞性肺疾患などの専門的対応が可能となりました。
良質の医療を提供するためには、最新の医療機器の導入とチーム医療が不可欠です。
本年度は、MRIの更新を予定しております。福島原子力発電所の災害により、放射線の人体
への影響が懸念されている状況下で、今後MRIの需要は増加するものと思われます。また、
当院は医師、看護師、薬剤師、検査技師、栄養士などがチームを組み、患者さんに最高の
医療、介護が提供出来るよう取り組んでいます。
急性期の治療が終わり、病状が安定した状態になれば、病態の再発予防やQOLの向上、
患者さんやご家族の気持にも着目して、医療と介護・在宅のシームレスな連携強化を図り、
医療施設や介護・福祉施設、診療所などに引き続き治療などをお願いしたいと考えています。
ある患者さんから「あなた方の笑顔は心の安らぎ、心の栄養です」とのお言葉をいただきました。
今年も「心からの笑顔と挨拶」を合言葉に、職員一人ひとりが皆様に信頼され、支持される
病院をめざして頑張りますので、よろしくお願いいたします。
六甲アイランド病院院長 北垣一成 |